このページでは、第二新卒の方へ向けて、退職する前の正社員のうちに行っておくべきこと・できることを紹介します。
公的な手続き関係(退職前に行える手続きはない)
社会保険・税金・年金
正社員の現在、加入している社会保険は「健康保険」「厚生年金」「介護保険」「雇用保険」「労災保険」の5つです。いずれも在職中のうちに手続きができません。退職後に初めて、すべての手続きを行うこととなります。
退職後に行う手続きを簡単に内容を説明すると、
「健康保険」
→任意継続or国民健康保険の加入を郵送や役所の窓口で行う
「厚生年金」
→国民年金への手続きを役所で行う
「介護保険」
→40歳から加入のため、手続きなし
「雇用保険」
→会社側での手続き終了後、ハローワークへ行き、失業保険の申請を行う
「労災保険」
→会社側での手続き、利用なければ特に手続きなし
となります。
<退職後の手続きについての参考リンク>
退職後の流れ(役所編)
退職後に支払う社会保険や税金の手続き、金額
厚生年金基金、企業年金等の手続き
転職先がすでに決まっていて、退職後すぐまた会社員となれる場合、基本的には転職先の会社側で手続きを行ってくれるので、特段は役所に行ったりする手続きは生じません。前の会社から送られた書類を転職先の会社に提出する程度です。
(退職日と入社日に空白が開いていたり、入社日が退職日より前の場合は手続きが発生する可能性があります。詳しくはこちら)
社内の手続き
退職日の決定・退職願の提出
上司に相談の上、退職日を決定します。
相談のタイミングとしては1か月~2か月前くらいがベストです。
有給消化、退職金などの条件の確認
退職の際、ひどい会社だと有給消化を認めてくれなかったり、退職金や有給日数分の給料の支払を行ってくれないことがあります。有給消化などの条件が、こちらにとって不利になっていないか確認するようにしましょう。
雑務
会社によって様々ですが、以下のようなことを行います。
・業務の引き継ぎ
・備品の返却
・私物の回収
・自分のパソコンに私的なデータが残っていないか確認
・お世話になった人たちへの挨拶orパソコンでの一斉メール
・同じ部署の人たちにお礼のお菓子
・退職時の挨拶スピーチ文
<参考リンク>
職場での退職の具体的な流れ
プライベート関連
クレジットカードを作成しておく
無職になるとほぼ審査落ちしますので、正社員であるうちに入会しておきましょう。
カード会社のメンテナンスや紛失等で使えなくなることを考えて、複数枚所持しておくのがおすすめです。
<参考リンク>
・楽天カード(公式ページへ飛びます)
医療保険・損害保険
こちらも無職だと審査に通らなくなることがあります。
しかし、保険料分の支出が増加してしまうので、余裕があれば入っておくくらいの気持ちでいいでしょう。
十分な貯金
無職であっても必ず支払わなければならない税金がいくつかあります。
失業給付があるとはいえ、次の就職先を見つけるまでに持つかは計算しておきましょう。
<参考リンク>
退職後って税金の支払いはいくらかかるの?
引っ越し
引っ越しの予定がある方は正社員のうちに済ましておきましょう。無職だと、返済能力に懸念があるため家が借りにくくなります。
転職関連
履歴書や職務経歴書を一度書いてみる
新卒時の就活とは異なり、履歴書に加え職務経歴書の提出が求められることとなります。職務経歴書とは前職でどういった仕事をしていたかなどのアピールを行うものです。在側中のうちに一度書いてみることをおすすめします。
<参考リンク>
職務経歴書とは?
転職エージェントに登録しておく
在職中のうちから転職エージェントに登録しておきましょう。早期に転職が可能となることに加え、大手企業などの優良求人を狙う場合は、募集会社の要望にマッチしていると転職エージェントが判断した人にしか求人を紹介しない非公開求人制度をとっている会社が多いため、必ず登録が必要となります。
以下に第二新卒が利用しやすい転職エージェントを紹介します。
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リクルートキャリアが運営する若手向け転職エージェントです。
同じくリクルートが運営するリクルートエージェントよりも未経験応募可能な求人や研修が充実した求人が中心で、より若手向けに特化したサービスという位置づけ。
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